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【ノンプログラマー必見】Conoha WingでWEBサイトを公開するまでの全手順

web兄さん

この記事ではWEBデザイナー・ノンプログラマー向けに、初学者の方がConoha Wingを使用して「サーバーの契約〜サイトの公開」までをこの記事1つで完了できるように解説していきます。

まずはConoha Wingの特徴・料金を知ろう

Conoha Wing(コノハウィング)

Conoha Wing(コノハウィング) は大手インターネット会社のGMOグループが運営しているレンタルサーバーの1つです。

GMOグループでは他にもいくつか著名レンタルサーバーがありますが、その中でもConoha Wingは特に速度・使いやすさでの評判の高いレンタルサーバーです。

Conoha Wingの操作画面
Conoha Wingの操作画面はシンプルで直感的

数あるレンタルサーバーの中でも新しいサービスであることもあり、老舗サーバーによくある複雑な情報に迷うことなく、直感的な操作ができることも初学者にとって嬉しいポイントです。


特徴1 – 速度はレンタルサーバーの中でトップクラス

※2022年1月GMO社調べ
※Apache Benchでの計測結果

他社サーバーとの処理速度比較でも「2位と比べて2倍早い」という結果が出ています。

最近はどのレンタルサーバーも体感的な速度の差は縮まってきている印象なので、大手レンタルサーバーと比較して2倍というのは流石にあり得ないと思いますが、実際Conoha Wingは早い印象があります。

web兄さん
当サイトもConoha Wingを利用しているためその速度はお墨付きです

WEBサイトの速度が重視されるのにはこんな理由も…!

SEO対策への影響 👉Googleがページ速度の重要性を公式にアナウンスしている

成約・購入率の変化 👉Amazonの調査結果によるとページ表示速度が0.1秒遅くなるごとに、売上が1%低下することが判明している

特徴2 – コスパが良い&明朗な料金体系

Conoha Wingは月額費用に対してのパフォーマンスが高いことに加え、料金体系が明確であることも決めての一つです。一般的なサーバーにあるような「初期費用3000円」や「最低契約期間3ヶ月」といった金銭的ハードルの高さがありません。

例)エックスサーバーとConoha Wingのスタンダードプランの料金比較

Conoha Wingエックスサーバー
初期費用⭕️ 0円❌3,300円
月額費用1,320円1,320円
最低利用期間⭕️なし❌3ヶ月
1ヶ月だけ利用した
場合の合計金額
⭕️1,3207,260
web兄さん
お試しで利用したい場合などはConoha Wingがベストだと言えますね

特徴3 – 豊富な機能

一般的なレンタルサーバーで利用できる機能は一通り揃っているため、安いからと言って物足りなさが出ることもありません。

Conoha Wingにはサイトを快適に運用するための機能が充実しています。

種別機能の詳細
速度関連の機能FastCGIより20%も速くPHPの処理を実行可能な「LiteSpeed LSAPI」/ブラウザ・コンテンツキャッシュ/PHP8対応/大量アクセスでも安定する「nginx」採用…etc
サーバー設定WEBフォント/FTPアカウント/ファイルマネージャー/php.ini…etc
セキュリティ無料独自SSL/WAF/IP制限/海外アクセス制限/ディレクトリ制限…etc
WordPressWordPressのかんたんセットアップ/WordPressのかんたん移行…etc
サポートオンラインのマニュアル/電話・メールでのサポート有り
web兄さん
とにかく使用して損はないサーバーだと断言します!

Conoha Wingをマスターするための4つの手順

それでは早速、WEBサイトを公開するまでの手順に移っていきましょう。

全部で4ステップありますが、極力丁寧な説明と画像を多く使用し、つまずかないようにするので初学者の方も安心してください。

  1. Conoha Wingの契約
  2. ドメインの❶取得 > ❷追加 > ❸紐付け(好きなURLでサイトを運用する)
  3. 作成したWEBサイトのアップロード
  4. SSL対応(必須のセキュリティ対策)

また、サイトを運用する上でよく設定する2項目をおまけで解説していきます。

  • 【おまけ❶】ベーシック認証(サイトの閲覧にパスワードをかける)
  • 【おまけ❷】メールアカウント作成・メールソフトへの設定

手順01 – サーバーを契約する

👉Conoha Wingの契約方法の手順

ステップ01

公式サイトから「申し込み」をクリック

Conoha Wing公式サイトのトップページ
公式サイトのトップページ

Conoha Wing(コノハウィング) 」の公式ページを開いて、「今すぐお申し込み」をクリックします。

ステップ02

メールアドレスとパスワードを入力

メールアドレスとパスワードを入力

「初めてご利用の方」のパネルから以下情報を入力して次へ

  • メールアドレス(利用できるもの)
  • パスワード(英大文字/小文字/数字で9文字以上
web兄さん
パスワードは必ずメモしておきましょう

ステップ03

プランを選択

Conoha Wingの料金タイプと料金プランの選択画面
Conoha Wingの料金プランの選択

❶料金タイプ/契約期間

月単位の契約と3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月と長期間の契約になるほどお得な「WINGパック」というパック料金があります。

web兄さん
サーバーは少なくとも3ヶ月は利用するので迷ったら「3ヶ月パック」がおすすめ!
後から変更も可能なので、僕が運営するサイトの場合は3ヶ月パック➡︎12ヶ月のWINGパックへ変更し、1ヶ月あたりの料金を990円に抑えています!
❷プラン

サーバーのグレードです。10〜20ページほどの一般的なWEBサイト・ブログであれば「ベーシック」でも十分です。(こちらもいつでもアップグレード可能🙆‍♂️)

❸初期ドメイン(※独自ドメインとは別物:後述します)

初期ドメイン = Conoha Wingから割り当てられる、あなたの識別住所のイメージです。テストサーバーとして利用することがあるのでわかりやすい名前をつけましょう。

(例:webliker.conohawing.com/webniisan.conohawing.com)

❹サーバー名

Conoha Wingでは1つのアカウントで複数のサーバーを契約することができます。そのため管理しやすい名前をつけておきましょう。

❺WordPressかんたんセットアップ

WordPressのインストールは後からでも行えます。今回の記事の内容と逸れるため別の記事で詳しく解説します。

ステップ04

個人情報を登録

個人情報の入力
*必須マークの個人情報を入力していく

個人の場合は「個人」を選択し、必須項目を入力していきます。

ステップ05

SMS or 電話で本人確認

SMSを送信する電話番号を入力
SMSを送信する電話番号を入力
認証コードを入力
認証コードを入力

登録した電話番号で、SMSまたは電話認証を行います。

SMSで送信をすると4桁の認証コードが送られてくるので「入力」し送信を押します。

ステップ06

支払い方法を選択(クレジットが無難)

支払い選択画面でクレジットカード情報を入力
クレジットカード情報を入力

認証が完了すると支払い方法の選択に移ります。

  • クレジットカード
  • Conohaチャージ(使う金額のみ入金するデポジット機能)

2種類から選択できますが、更新のし忘れでサーバーが停止する可能性もあるためクレジットカードを選択するのが無難です。

ステップ07

ドメイン追加は「今は追加しない」を選択

SMSを送信する電話番号を入力

ドメインを追加するかのダイアログが表示されますが、「今は追加しない」を選択しましょう。

なぜドメインを追加しないの?

Conoha Wingでの取得もできますが、通常レンタルサーバーではなくお名前.comなどのレジストラで一元管理するのが一般的です。(後ほど詳しく解説)

レンタルサーバーごとにドメインを契約するとドメイン移管やサーバー移転の際に困ることになるので、Conoha Wingに限った話ではなく全てのレンタルサーバーに共通して言えることなので注意しましょう。

Finish

サービスの管理画面が出れば完了!

管理画面が表示されたらOK
管理画面が表示されたらOK

全ての内容がスムーズに完了すれば、画像のようなサーバー管理のトップ画面が表示されます。

web兄さん
お疲れ様でした!次はサーバーの各種設定をしていきましょう!

手順02 – ドメインの取得・追加・紐付け

ドメインについておさらい💡

ドメインとはこのサイトでいうところの「webliker.info」の部分です。

WEBブラウザであなたのサイトを閲覧する時の住所とイメージしてください。

URLの構造とドメインについての解説
URLの構造とドメインについて

ドメインは❸と❹はそれぞれ組み合わせは自由ですが、組み合わせたドメインを既に所有している人がいた場合は購入することができません(早い者勝ちです)

購入し権利を得ることで「〇〇.com」など好きなURLでアクセスした時にあなたのサイトが表示されるようになるというわけですね。

❶ドメインの取得がまだの場合 👉「ドメインの取得」

ドメインを取得する

ドメインの取得がまだの場合は「お名前.com」などのレジストラで契約をする必要があります。

ステップ01

お名前.comの公式サイトへ

お名前.comのトップページからドメインを検索
取得したい文字を入れて検索

お名前.comの公式サイトから取得したい好きなドメインを入力します。

※例では「webliker-test」というドメインを取得できるか検索してみます。

ステップ02

表示された候補から好きなドメインを選択

候補から購入したいドメインにチェックを入れる
候補から購入したいドメインにチェックを入れる

「.com」や「.net」「.co.jp」など様々な種類のドメインが取得できることがわかります。

今回は「webliker-test.com」を取得したいのでチェックを入れて「料金確認へ進む」をクリック

「.com」「.net」「.co.jp」など何が違う?

「任意の文字列.〇〇」の部分はトップレベルドメイン(TLD)と呼び、決まった数種類から組み合わせを選択します。選ぶものによって金額も異なるので注意です。

どれを選択しても今後運用する上で不利になるということはありませんが、一般的には「.com」を取得しておくのがベターです。

※地域特化であれば「.tokyo」、会社であれば「.co.jp」など条件によって選択する場合もありますが今回は割愛します。

ステップ03

次へ進むとサーバーを利用するか問われるので「サーバーは利用しない」を選択

サーバーは利用しないを選択
サーバーは利用しないを選択
オプションのチェックを外す
オプションは全てチェックを外す

ドメインを取得するだけなのでサーバー契約や有料オプションはすべてチェックを外して問題ありません。後から追加できるものばかりなので必要と判断したタイミングで費用を払って契約すればOKです。

ステップ04

登録情報としてメールアドレスとパスワードを入力

メールアドレスとパスワードを入力

サイドバーに表示されているパネルに

  • メールアドレス
  • パスワード

入力し「次へ」

ステップ05

登録情報としてメールアドレスとパスワードを入力

メールアドレスとパスワードを入力

詳しい個人情報の入力をする。

この時「お名前ID:XXXXXXXX」というIDが発行されるので控えておくと良いです👍

ステップ06

登録情報としてメールアドレスとパスワードを入力

支払いはクレジットカードがおすすめ
支払いはクレジットカードがおすすめ

ドメインは更新を忘れると所有権を誰かに取られてしまうリスクがあるので、クレジットカードを登録し自動更新しておくのがおすすめです。

ステップ07

申し込みが完了したら「メールアドレスの認証」を必ず行う

登録したメールアドレスに認証メールが届く
リンクを開くと確認完了の画面が開く

登録したメールアドレスに「メールアドレスの有効性の認証」のメールが届くので必ずリンクをクリックして確認完了ページを開きましょう。

❷ドメインの取得が済んでいる場合 👉「ドメインの追加」

ドメインを追加する

ドメインを既に取得している人や❶でドメインの取得を済ませた人は「Conoha Wingにドメインを追加」する作業に入っていきましょう。

ステップ01

管理パネルから「サーバー管理」>「ドメイン」をクリック

「サーバー管理」>「ドメイン」をクリック
「サーバー管理」>「ドメイン」をクリック

Conoha Wingにログインして、

サイドバーの「サーバー管理」>「ドメイン」の順にクリックします。

ステップ02

「+ドメイン」をクリック

ドメインを追加する
ドメインを追加する

「+ドメイン」からドメインを追加する

ステップ03

取得したドメインを追加

新規ドメインを追加を選択し、取得したドメインを入力ご保存
取得したドメインを追加

「新規ドメインを追加」を選択し、取得したドメインを入力。「無料独自SSL」は後から設定をするので、「保存」をクリック

ドメイン一覧に追加したドメインが表示される
ドメイン一覧に追加したドメインが表示される

保存がうまくいけば、一覧に追加したドメインが表示され、ステータスに「稼働中」と表示される

❸ドメインをサーバーに紐づける 👉 Conoha Wingで使えるようにする

web兄さん
実はサーバーに追加しただけでは好きなドメインでWEBサイトを運用できることはできません!サーバーにドメインを紐づける必要があります
ドメインの紐付けイメージ
ドメインの紐付けイメージ

上記の画像のようにドメインを管理しているサービスで「どのサーバーを使用するか」を設定する必要があります。これを一般的に「DNS設定」や「ネームサーバーの変更」と呼びます。

この設定はConoha Wingではなくあなたが契約している「お名前.com」や「ムームードメイン」といったドメイン管理サービス側での設定が必要となります。

今回の例ではお名前.comでの設定方法を解説しますが、他サービスで取得している場合は「”サービス名” ネームサーバー変更」と検索すると参考記事が出てきます。

▶︎ムームードメインでネームサーバーを変更する

▶︎エックスドメインでネームサーバーを変更する

お名前.comでネームサーバーの変更をする

ステップ01

「ネームサーバーの設定」メニューをクリック

メニューの「ネームサーバーの設定」をクリック
メニューの「ネームサーバーの設定」

お名前.comを開き、メニューから「ネームサーバーの設定」をクリックします。

ステップ02

ドメインを選択し、Conoha Wingのネームサーバー情報を入力

紐づけたいドメインを選択
❶紐づけたいドメインを選択
❷Conoha Wingのネームサーバーを入力

❶紐づけたいドメインを選択し

「その他のサービス」>「その他のネームサーバーを使う」を選択します。

使用するレンタルサーバーによって異なりますが、

Conoha Wingの場合はns-a1.conoha.ions-a2.conoha.ioの2つを入力すればOKです。

ステップ03

情報が変更されたことを確認

ネームサーバー情報の変更を確認する
ネームサーバー情報の変更を確認する

設定が完了するとネームサーバー情報が変わっていることが確認できます。

ネームサーバーの浸透をチェックする

web兄さん
実はネームサーバーの設定の”浸透”には時間がかかります。
通常すぐに切り替わりますが、変更が確認できるまで半日〜1日かかったケースもあります。

次のステップへ進むにはこの”浸透”が完了している必要があるので、あなたのした設定できちんとConoha Wingに接続されているかどうかの検証をしていきましょう!

ステップ01

DNS CHECKERにアクセス

DNS CHECKER

DNS CHECKER」にアクセスする。

  1. ドメインを入力
  2. プルダウンで「A」を選択
  3. 「Search」で実行

ステップ02

DNS CHECKERにアクセス

IPアドレスが表示される
IPアドレスが表示される

検索結果に「118.27.122.218」という結果が表示されました。

この「XXX.XX.XXX.XXX」という数字は「桁」も「番号」もそれぞれ異なります。

続いてこの番号があなたが契約しているConoha Wingの番号と一致しているか確認します。

ステップ03

DNS CHECKERにアクセス

メール/FTP/ネームサーバー情報をクリック
メール/FTP/ネームサーバー情報をクリック

Conoha Wingの管理パネルから

「サーバー管理」↓

「契約情報」↓

「メール/FTP/ネームサーバー情報」

の順に開きます。

ステップ04

DNS情報と一致しているかを確認

数字が一致していたらOK

スクロールすると「DNS情報」という箇所があるので、検証した数字とタイプAの数字が一致しているかを確認して一致していれば設定の”浸透”が完了しています!

web兄さん
※一致しない場合は時間を置いてから再度チェックしてみましょう。

手順03 – 作成したWEBサイトのアップロード

web兄さん
ここまでサーバーの設定ばかりで退屈ですが公開までもう少し!
いよいよ作成したサイトのファイルアップロードに移ります。

今回は例として作成した以下のWEBページをアップロードして公開していきたいと思います。

今回アップするトップページ
下層のaboutページ

試しに現時点で、あなたが設定したドメイン(http://あなたが設定したドメイン)をブラウザに入力し接続してみましょう。

今回は例として「http://webliker-test.com」へ接続してみます。

ブラウザで接続するとForbiddenが表示される

すると次のような画面が表示されます。

これは、現時点でサーバーにはトップページが存在していないことを示すエラーです。

まだサーバーには何のファイルのアップロードもしていないので当然ですよね。

アップロードの役割のおさらい

あなたのPCに入っているWEBサイトを他の人に見てもらえるようにするためには契約したサーバーへファイルをアップロードする必要があります。

それでは、作成したファイルをアップロードしていきましょう。方法は2つあります。

  1. 「ファイルマネージャー」を使用する(初級編)👈 今回はこちらを解説
  2. FTPアカウントを作成してFTPソフトからアップロードする(中級編)

❶ファイルマネージャーを使用する

ファイルマネージャーを使用する

ステップ01

「ファイルマネージャー」を開く

ファイルマネージャーを開く
ファイルマネージャーを開く

Conoha Wingの管理パネルから

「サイト管理」>「ファイルマネージャー」

を選択し開きます。

ステップ02

「public_html」>「設定したドメイン」をクリック

ファイルマネージャーを開く

ファイルマネージャーから

「public_html」>「追加したドメイン」をクリックします。

例では「webliker-test.com」をクリックします。

ステップ03

ファイルをドラッグ&ドロップで

ファイルマネージャーを開く

右側のスペースに追加したドメインに接続した時に表示させたいファイルをアップロードします。

  • index.html(トップページ)
  • about.html(下層ページ)
  • style.css

の3つをアップロードしてみました。

ステップ04

改めてドメインに接続してみる

再度接続するとWEBサイトが表示される

アップロードできたら改めて追加したドメインに接続してみましょう。

「http://webliker-test.com」に接続すると無事トップページが表示されました!

❷FTPアカウントを作成してFTPソフトでアップロードする【中級編】

FTPソフトを使うことでサーバーに手軽に接続でき、アップロード、ダウンロード、リアルタイム編集など柔軟にサーバーの中身を変更することができるようになります。

解説はこちらの記事で行います。

▶︎【Mac/Windouws】現役プログラマが使いやすいFTPソフトを3つ厳選

▶︎FTPソフトを使ってサーバーに接続・ファイルをアップロードする全手順

手順04 – SSL対応をする

無料の独自SSLを設定する👉

SSL化対応がされていないサイトへ接続すると保護されていないと表示される
保護されていないと表示される

アップロードしたサイトのURL部分を見てみると

保護されていない通信」と表示されていますよね。

これは接続しているURLが「http://〜」となっているためです。

httpsの方がセキュリティが強い

「https://〜」は暗号化された接続方式であるため、セキュリティが強く、現在は対応は必須となっています。

Googleでも検索順位を決定する上で重要な指標としているため必ず設定しましょう。


では、SSLを対応する前の段階で「https://webliker-test.com」と接続するとどのようになるのでしょうか?

この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されてしまいました。

web兄さん
ただ「https://」で接続すればいいというワケではないんです。
Conoha Wing側で設定する必要があるので一緒に設定していきましょう。

ステップ01

無料独自SSLをONにする

無料独自SSLをONにする
無料独自SSLをONにする
利用中に変わっていればOK

「サイト管理」>「サイトセキュリティ」>から「無料独自SSL」を「ON」にしましょう。

「設定中」から「利用中」となればOKです。ここから設定が反映されるまで数時間〜1日かかるので少し待って再度アクセスして確認します。

ステップ02

「https://〜」でアクセスしてみる

それでは「https://ドメイン」でアクセスしてみましょう。

すると設定前に出ていた「保護されていない通信」という文字が消えました!

確認のため「URL」の左側の「下矢印アイコン」をクリックすると「この接続は保護されています」と表示されていますね。


web兄さん
お疲れ様です!これにて❶〜❹の手順は全て完了です!
Conoha WingでのWEBサイトの公開はばっちりですね。

おまけの「ベーシック認証」「メールアカウントの設定」についても、WEBサイトを運用する上で必ず対応する場面があるのでぜひ読んでみてくださいね。

【おまけ❶】ベーシック認証(サイトの閲覧にパスワードをかける)

サイトにアクセスした時にパスワードをかけることができる
サイトにアクセスした時に
パスワードをかけることができる

関係者だけに見せたいサイトなどがある場合に、簡易的なログイン機能をつけて閲覧を制限することができます。

これを一般的に「ベーシック認証をかける」といいます。

Conoha Wingでは簡単にベーシック認証をかけることができるので覚えておきましょう。

Conoha Wingでのベーシック認証の設定の手順👉

ステップ01

ディレクトリアクセス制限メニューへ移動

ディレクトリを指定する
ディレクトリを指定する

「サイト管理」>「サイトセキュリティ」>から「ディレクトリアクセス制限」タブを選び、「+ディレクトリ」をクリックします。

ステップ02

どの階層にログインをかけるか決める

パスワードをかけたいURLを設定
パスワードをかけたいURLを設定

パスワードをかけたいURLを細かく設定することができます。何も考えず「https://ドメイン」の全てのページにパスワードをかけたい場合は何も入力せず保存します。

もし「portfolio」というURL以降のページに適用したい場合は「http(s)://webliker-test.com/portfolio/」と入力します。

上記で設定した場合以下のようになります。

⭕️「http(s)://webliker-test.com/」→アクセスできる

❌「http(s)://webliker-test.com/portfolio/」→ログイン画面が出る

❌「http(s)://webliker-test.com/portfolio/website」→ログイン画面が出る

❌「http(s)://webliker-test.com/portfolio/banner」→ログイン画面が出る

ステップ03

ログイン情報を作成

ユーザー名とパスワードを設定
ユーザー名とパスワードを設定

ログインを求められた時の

  • ユーザー名
  • パスワード

をそれぞれ設定しましょう。

ステップ04

実際にログインしてみる

ユーザー名とパスワードを入力しログイン
ユーザー名とパスワードを入力しログイン

設定したURLにブラウザでアクセスしてみると認証画面が表示されます。

先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力してサイトが表示されたらOKです。

【おまけ❷】メールアカウントの追加・メールソフトへの設定

続いて設定したドメインを使ってメールアドレスを使えるようにする方法を解説していきます。

今回は例として追加したサイトのドメインである「webliker-test.com」を使用して、

contact@webliker-test.com」というお問い合せ受付用のメールアドレスを作成・使用できるようにしていきたいと思います。

Conoha Wingにメールアカウントの追加&メールソフトへの設定手順👉

ステップ01

メール管理からメールアドレスを追加

メール管理 > メール設定 > +メールアドレス

「メール管理」 > 「メール設定」 > 「 +メールアドレス」の順にクリックしアドレスを追加します。

ステップ02

アドレスとパスワードを入力

アドレスとパスワードを入力
アドレスとパスワードを入力

「contact@webliker-test.com」をというアドレスを作成したいので

  • メールアドレスには「contact」
  • パスワードには「任意のパスワード」

それぞれ入力し「保存」をクリック。

ステップ03

追加したメールアドレスをクリック

メールの詳細を開く
メールの詳細を開く

メールアドレスが追加されるので、追加されたアドレスをクリックして詳細を表示します。

ステップ04

送信サーバーと受信サーバーの情報を保存

SMTP/POP/IMAPのサーバー情報を保存
SMTP/POP/IMAPのサーバー情報を保存

この後、メールソフトでメールアドレスの送受信をできるように設定する必要があるので、

  1. 送信サーバー(SMTPサーバー)
  2. 受信サーバー(POP/IMAPサーバー)

の情報をどこかにメモして保存しておきます。

Conoha Wingの場合はメールサーバーが全て同一であるため、

例ではmail61.conoha.ne.jpを保管しておきます。

以上でアドレスの作成は完了しました。

続いて、メールソフトを使用し「メール」のやり取りができるようにアカウントを追加していきます。

メールソフトにアカウントを追加する

今回はMacを例に出しますが公式サイトにて様々なメールソフトでのアカウント追加方法が解説されているのでご自身の使いたいメールソフトに登録しましょう。

▶︎Conoha Wingで作成したメールアドレスをWindows10のメールソフトに設定する

▶︎Conoha Wingで作成したメールアドレスをGmailでメールに設定する

ステップ01

「メール」アプリを立ち上げる

メールアカウントの追加
「メール」を起動し 「アカウントを追加」

メールアイコンからアプリを起動させた状態で、左上のメニュー

  • メールアドレスには「contact」
  • パスワードには「任意のパスワード」

その他のメールアカウント

「その他のメールアカウント」を選択し「続ける」をクリック

ステップ02

メールアドレスとパスワードを入力

メールアドレス・パスワードを入力
メールアドレス・パスワードを入力
  • メールアカウントの名前
  • Conoha Wingで追加したメールアドレス
  • Conoha Wingで設定したパスワード

それぞれ入力し「サインイン」

ステップ03

受信用メールサーバーと送信用メールサーバーの情報を設定

送受信サーバーの情報を入力する
送受信サーバーの情報を入力する

次の画面で先ほどメモしておいた「受信用メールサーバー」と「送信用メールサーバー」の情報を入力します。

「アカウントの種類」は「IMAP」と「POP」の2つから選べますが、今回は「IMAP」を選択します。それぞれの違いは以下で解説しています。

▶︎メールのIMAPとPOPの違いをケースとメリット・デメリットの観点から詳しく解説

アカウント名またはパスワードを確認できません。」というエラー文が表示されますが、無視をし「サインイン」を続行します。

ステップ04

アカウントの利用アプリを選択

アプリを選択
アプリを選択

成功するとアカウントをどのアプリで利用するかの画面が出るので、「メール」を選択し「完了」を押します。

ステップ05

メールのテスト送信

自分→自分へテスト送信
自分→自分へテスト送信

追加されたメールアドレスが機能するか試してみます。

  • 宛先:contact@webliker-test.com
  • 差出人:contact@webliker-test.com

今回は「自分が差出人で自分に送信」をしてみます。

ステップ06

テストメールの受信を確認

メールが届いたらOK
メールが届いたらOK

無事、自分宛に送信したメールが自分から届きました。

これでメールの設定は完了です。

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